コミュニケーションスクールとは?(改善できること)
目次
・コミュニケーション能力とは?
日常で自然と会話を行っていると思います。その会話は【コミュニケーション】といい、コミュニケーションの語源は、ラテン語で『コミュニス』といいます。
『共有・共通』を意味する言葉になります。
コミュニケーションとは、【対人間での情報共有や意思の疎通】のことであり、コミュニケーション能力は、それらをスムーズに行うことができる力のことです。
・コミュニケーションは『双方向のもの』
コミュニケーション能力を高めようとすると、「相手にうまく伝えるか」に意識がいきがちです。
しかし、コミュニケーションを考える上で最も大切なことは、『双方向』であることです。
相手への伝達だけでなく、「相手への情報をいかに上手く(正確に)受け取るか」という、観点を持っておきましょう。
・コミュニケーションの手段
コミュニケーションには、大きく二つの手段「言語・非言語」があります。
・言語
言語は言葉そのものです。
頭の中にある「考え」「価値観」「知識」といった情報を言葉に変換し、私たちは相互にやりとりをしています。
・非言語
目の動きや表情、声のトーン、身振り手振りなどです。
相手の「感情」や言葉の裏に隠された「本当の思い」などを汲み取る上で重要になるのがこうした非言語領域です。
スクールでは、コミュニケーションの手段はこれだけではありませんが、
コミュニケーションの基礎となる【言語・非言語】を使ったコミュニケーション能力を基礎から身につけることができます。
・職場や日常生活で使えるコミュニケーション術
(人の心を動かすメカニズム)
(相手の行動をコミュニケーションでコントロールする方法)
「安心感」の満たし方についての解説
極端な話、人類は「安心感」を求めて進化をしてきたといっても過言ではありません。「安心感を得たい!!」という欲求は、DNAレベルで私たちに刻まれているのです。
・人間の脳が最も重要だとしていることは「死なないこと」つまり「生存する」ことです。生存することを最重要事項と捉えている脳は死なないための「安心感」を求めます。
だからこそ【安心感を得られる人のところに人は集まり】異性からもモテたりするのです。
では、「安心感」とは具体的にどのようなものでしょうか?
それは「精神的な安心感」つまり「心の安心」です。
「ここにいると安心する」「この人と話していると安心する」
「この人がそばにいてくれると安心する」・・・そんな感情です。
ではここで、これまでの人生を振り返って思い出し考えてみましょう。それは自分自身が「どんな人に安心感を覚えてきたか」ということです。
自分が「どんな人に」「どんな場面で」「どんな言葉によって」安心感を得たでしょうか?
過去の例でもかまいません。
自分自身が安心感を覚える人の特徴、条件、過去の経験を書き出してみましょう。
思い出してみるだけでもかまいません。
ここからは、相手の安心感を満たす方法についてお伝えします。
・どんなことでも「絶対に否定しない」と決める。
では、逆に人が「安心することができない」「安心感が損なわれる」のはなぜでしょう?
あなた日常を思い返してみて、こんな人はいないか考えてみてください。
・何かを発言すると第一声が「それは難しいよ」などと意見を否定をする人。
・「それは違う」と真っ向から否定する人
・相手の存在自体も否定するような発言をする人。
では、スクールで教える「安心」とは「精神的な安全」です。つまり「安心することができない」のは、相手に何かを伝えることで否定されたり、つながりが切れてしまったりしないだろうか?という精神的な怯えがあるからです。【そう!私たちは皆、「否定されることが」怖いのです。】
否定されると人は傷つく、その経験からまた傷つくことを無意識に避けるようになる。
脳におけるメカニズムの一つです。
「人間の脳は記憶すべきこと、忘れてもいいことを常に選別している」記憶に残すかどうかの判断基準の一つとして「強い感情が伴っているか」というのもあります。
「強い感情が伴う出来事=自分にとって重要な出来事」と判断する為記憶に残る「情動的記憶」と言います。
上記のことから、誰かに相談事やアドバイスを求められるときに相手を否定するような発言をすると、もうあなたのもとには、誰も相談やアドバイスを求める人が来なくなります。
理由は・・・「傷つくたくない」から
あなたが、何かに悩んでいる部下の直属の上司だったとしてあなたがいつも相手の伝えてくることを「否定」する人だったら、部下は「傷つくたくない」からあなたに報告や相談することをやめます。そして事態が本当にどうしようもなくなった時に仕方なくあなたに報告してくる。そんな取り返しのつかない最悪のパターンに陥るのです。
「どんなことも否定しない」を意識する=周りの認識の変化・「〇〇さんなら大丈夫、絶対に私達を否定しないから」
そうなれば、この人に相談やアドバイスを求めても否定されることはない。身の安全も精神的安全も満たされる場所と認識される。するとあなたの元には人の情報が集まるようになる。
◎これこそが「伝え方次第で人生は思い通り」という図式なのです。
・人を動かす影響力を持つ上で大切なのは相手の安心感を満たしてあげること。そして、安心感を満たす全ての原則の土台となるのが、「絶対に否定をしない」ということ。
ただし、「絶対に否定をしない」というのは「相手の意見を全て受け入れる」という意味ではありません。自分の意見は持ちながらも「相手はこういう意見や考えを持っているのだ」と受け止めてあげるだけでいいのです。
◎「受け入れる」のではなく「受け止めてあげる」
要するに、否定をしないで最後まで聞く姿勢を保つことで相手は安心感を覚えてくれる。
相手の意見を否定しないで最後まで聞いたとしてもやはり相手の考えとは違う、アドバイスや指示をしなければならない場面も当然あります。その場合は、まずは否定をせずに話を全て聞いた上でその後でアドバイスをする。
◎最後まで相手の話を聞くだけで人気者になれる
☆誰もが1度は「これが大切だ」と言われたことがあるのにも関わらず実行できている人が圧倒的に少ない行動・「最後まで(相手の)話を聞く」ことです。
「絶対に否定をしない」+「最後まで話を聞く」
上記のことで関わる人へ安心感を与えることができる。
絶大な安心感はそのまま「あなたの人望へ変化する」
もし、あなたが「誰かにアドバイスして相手にその通り動いてもらいたい」
「あなたのアドバイスを素直に実行してもらい成果をあげてもらいたい」と思っている場合は特にこの「最後まで話を聞く」重要になってくる。
人は、「自分の考えていることを全て吐き出さないと、新しい考えを納得して受け入れることができない」からです。
理由・・・新しいアドバイスを聞きたいという欲求より「自分の話を聞いて欲しい」
「自分が話たい」という欲求の方が大きいからです。
◎話を最後まで聞いてもらえないと、安心感を得ることはできませんし、人の心は動かず
コミュニケーションのもう一つの重要キーワード「自己重要感」を得ることもできません。
欲求が不完全燃焼の状態の時にアドバイスをしても相手の耳には入ってはいきません。
この状態をわかりやすく説明するために「コップ理論」というのを紹介します。
大体の人は自分の元へ相談へ来る人はすでにコップの中に水が満杯の状態です。コップの大きさはすなわち相手があなたのアドバイスを受け入れられる「量」ことです。
私たちがアドバイスをするのは、このコップの中に新たな水を入れることと同じなのですがすでに、コップの中が「話たい」という水でいっぱいになっているのであればいくらアドバイスという名の水を注いでもただ溢れてしまいます。
☆新しい水を入れたいのであればコップの中の水を減らすことが大事【話を聞くこと】
減った分だけ話を入れることができるのです。
アドバイスで解決策を提案するのであれば、相手がちゃんと実行し、その人自身が望む状態になって欲しい、そのためには最も効果のある状態=「相手がこちらの話を聞ける状態」
つまり、「相手のコップの中が完全に空になっている状態」でアドバイスをしなければ意味がありません。
そうなると最後まで話を聞いてコップの中が空になっているか確認が大事になります。
話を最後まで聞いた後に「他にもっと話しておきたいことはありませんか?」などど
声をかけてあげることが最も効果的です。
その他にスクールでは様々なことをよりわかりやすく説明、ロープレ等をしながら
学んでいただけます。ぜひ、ご相談ください。
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